TARUWARAの風 

バリ島で暮らす こどもとおとな

代表のつぶやき~Unaited Nations Day~

こんにちは!

たるわらです。

 

先日の「国連の日」によせた代表のつぶやきを紹介いたします。

オーナーならではの葛藤や感動を共感いただけると思います。

がんばれオーナー!(他人事かっ!)

 

今月のイベントは10月24日が「国連の日」(United Nations Day)ということで、テーマは(diversity)。
しかし今回のイベントはかなり色々考えさせられるものでした。
今回はテーマが(多様性)という学校のコンセプトにも関わってるようなことだったからか、(子どもたちの学び)について学んできた中で、
私の中で何か新たな視点や感覚が芽生えてきたのか、
それともただただ2学期が始まったばかりの余りのタイトな時間の中でのイベントだったからなのか、理由ははっきりとはわからないのだけれど、
今回のイベントの準備を先生たちが進めていく中で、
疑問に思う事、正直不満に思う事が多かったです。
「これは何のための誰のためのイベントなのかな?」
「先生は子どもたちにこのイベントをっ通して(利用して)何を感じ、学んでほしいと思っているのだろうか」
とモヤモヤとし、イライラすることもありました。
余りにも黙っていられなくミーティングの時に彼女たちに問いかけたこともあるのですが、誰も答えてくれずますます
(だから声をあげたくなかってん、ほんとオーナーって嫌だわ)
と余計フラストレーションがたまり泣きそうにもなりました。
なので、イベントの後の通例の反省会では、いつものようなただの反省会でなく、
「もっとみんなで深く堀り下げてみよう!!」
と決めていました。
しかし、自分の子どもたちにもそれぞれコスチュームを用意し、
当日いろいろな服装をした子どもたちが親に連れられ通学してきて、
イベントという大勢のひとたちに驚き泣きだす小さい子や、
緊張して照れながらも、ファッションショーのキャットウォークを歩くのを見たり、
懸命に先生の振り付けを真似ながら踊るこどもたちの輝く目を見ていたら、
胸が熱くなって涙が溢れてくるのを止めることが出来ませんでした。
バタバタでまだまだイベントとしては不足に思うところは沢山あるかもしれないが、それでもいいじゃないかと、子どもたち、そして私たちもきっとこの時間を過ごす中で色々な事を経験し学んでいるに違いないと、反省会でとやかくうるさく言う必要なんてないやん、と思っていました。
でもやっぱりこれからの自分たちの成長のためにと、自分に発破をかけ、反省会ではいつもより時間をかけて振り返り、みなでシェアする時間を多くとりました。
しかしながら、毎度感動を与えてくれる先生たちに感謝だなぁ、っと。
今はコロナ禍で難しいけれど、保護者さんにも子どもたちの様子を感じてもらえるよう、
少しづつでも、イベントなどに参加できるように学校を開いていこう。
 
 
 
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