代表のつぶやき 卵を孵すぞプロジェクト
こんにちは!
たるわらです。
完成間近のTARUWARA小学校ですが、
げんざい、こどもたちによる【卵を孵すぞプロジェクト】が進行しております。
保育園と小学校の敷地内では鶏が放し飼いされており、
よく卵が産み落とされています。
それをこどもたちが【ヒナに孵そう】とアイデアを出したのがきっかけ。
一度は失敗したこどもたち・・・
「なんでダメだったのか・・・」
どんな保育器にしたらいいのか・・・
保育器作ってみる・・・
こどもたちの協議と試行錯誤は続きます。
そんなこどもたちに引っ張られ、サポートする先生たち。
わわわ・・・なんか感動。
これこそTARUWARA小学校の理念!!
こども主体!
計り知れないこどもたちの探求心。
ちょっと長文になりますが、代表の投稿を転記しますので
ぜひ読んでいただきたい!
こどたちの可能性ってすばらしいいいいい!!!!!!!!!!
Taruwaraの1、2年生はこの間から、「雛を孵すぞ」プロジェクトをしています。
学校では鶏を放し飼いにしているので、クラスルームや茂みなど、いろいろなところ卵が産み落とされていたりするのですが、それを見つけた子ども達が温めてみようと言い出したのがプロジェクトの始まり。
1度目は、「簡単な方法でやってみよう」と砂に埋めて様子を見てみたのですが、その方法では成功せず。
そして今回は自分たちでインキュベーター(保育器?)を作成して、毎日その様子を観察してその過程で色々ことを学んでいきます。
前回の失敗を皆で振り返り、どうして失敗したのかな?
今度はどのようにしたら雛が孵るかな?
卵の中で何が起こってるのかな?
雛が孵ったら何をあげたらいいのかな?
どんなおうちを作ってあげようか?
子ども達は自らどんどんアイデアを出して、お互い協力しながら雛の誕生を心待ちにしています。
先日は誤って1つ割ってしまって、命が育ってると言うことを目で見て確かめ、感じているのでしょう。
泣く子がいたり、怒る子もいたり。
そして割れた卵の中で何が起こっていたか、命はどういうふうにして生まれているのかと、言うこともこの機会に観察しました。
「雛を孵す」
というプロジェクトの中で彼らは、本当に色々な事を学んでいます。
理解、生物、算数、読み書き、アート、教科学習だけでなく、命の大切さ、チームで協働するということ。
それは決して「机に向かって勉強している」わけじゃないし、
彼らも勉強していると思っていないかもしれない。
でも、こんなふうに得た学びは彼らのホンモノの学びになっているのだと私たちは考えています。
先生達は基本毎日のレッスンプランを用意しているけれど、子ども達の学びへの好奇心によっては変更しなければならないことも多々あり、
「正直彼らの溢れ出す学びの意欲に応えることに苦労している」
という彼ら。
「でも、貴方達は彼らの意欲に応えようとしている。すごいことじゃない!」
正直、半年くらいまでは、新しい学びの形に関しての経験のある指導者もいないなか、私もなかなかサポートできず、先生達がクラス活動、学習を進めて行くことができるだろうかと焦りと不安を感じていました。
でも子どもたちにリードされるような形で、彼らの学びをサポートしようとする彼らの試行錯誤している様子に正直嬉しい驚き
もしかしたら杞憂するに至らないのかもしれません。
これからも彼女たちを信じて、焦らず諦めずサポートしていきたいと考えています。